2018-04-30
○「ABACE 2018」に参加して
「ABACE」とは、アジアビジネスジェット商談・展示会の略称で、4月17日~19日、上海虹橋空港第1ターミナルで開催され、新潟空港関係者とともに、当事務所も初参加しました。
国土交通省等によると、「ビジネスジェット」とは数人~十数人乗りの小型機で、個人の都合に合わせて目的地まで飛ぶ飛行機で、定期便と異なり、目的地までダイレクトに好きな時間に飛ぶことができるため、時間の大幅な節約、プライバシーの確保などのメリットがあり、欧米ではグローバルにビジネスを行うのに必須のツールとなっているそうです。また、ビジネスだけでなく、観光等にも幅広く利用されているとのことです。今回の商談会には、アジアを中心に約175の関連企業・団体・空港等が出展し、最新鋭の航空機材、サービス等が紹介され、私たちも新潟空港の拠点性、運用時間、ビジネスジェット2機が駐機できること、CIQ(税関、出入国管理、検疫)の常駐等を運航会社にPRしました。ある運航会社によると、中国の顧客は北京、上海、広州の三大都市に加え、当事務所がある遼寧省の省都瀋陽等富裕層が集中する都市に多く、主に日本やタイへの観光利用が多いそうです。運航会社が重視していたのが、CIQの動線等が、定期路線利用客と分かれているかということでした。これについて、新潟空港はビジネスジェット専用動線はないものの、定期便の離発着と重ならないよう柔軟な時間調整が可能であることをPRしました。