2024-01-26
昨年8月に約3年ぶりに訪日団体旅行が解禁されるなど、中国からの訪日旅行熱が高まることが期待される中、日本政府観光局(JNTO)北京事務所が、大連市内の商業施設において訪日誘客プロモーションイベントを開催しました。
今回のイベントは、地方誘客を見据えた「深度游」(テーマや地域の魅力を深堀りする観光)を中心に訪日旅行に関する情報発信を目的としたものであり、会場にはキャンプやスキーの体験エリアが設置されました。
当事務所もブース出展し、VRゴーグルを使用したウィンタースポーツの模擬体験などにより、来場者に新潟の魅力をPRしました。新潟県は、キャンプ関連用品を生産する企業が多いこと、50以上のスキー場を有する有数のスキーリゾートであることなど、今回のイベントのテーマに合致する特徴を有しています。来場者は大連市内に住んでいる方が多く、「大地の芸術祭に興味を持っている」、「新潟県のことはお米を通じて知っていた」という方々がいらっしゃいました。また、イベントステージにおいて、ウィンタースポーツの動画を交えながら観光の魅力を紹介するプレゼンテーションを行いました。
JNTOとしては今年の春節(旧正月)前後に訪日旅行者の本格的な回復を期待しているということです。新潟県も、8月末に新潟-上海便が再開したことに加え、今年1月15日には新潟―ハルビン線も運航再開しました。こうした直行便も利用いただきながら、多くの中国人観光客から四季折々の新潟を楽しんでいただけるよう、今後も機会をとらえてPRしてまいります。
(上段左:会場全体 上段右:会場におけるキャンプ用品展示)
(下段左:新潟県ブースの様子、下段右:ステージにおける新潟県の観光PR)