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黒龍江ニュース

○「第4回新潟フェア」開催

2016-02-05

     2016年1月15日から30日まで、ハルビン市内の日本料理「鈴蘭」にて、新潟県の主催で「第4回新潟フェア」を開催した。
  日本料理鈴蘭には新潟県産品を常設展示するコーナーがあり、来店者が自由に見学することができる。新潟県の観光パンフレットやネットショップ「新潟館」のチラシも展示されており、同店はハルビン市内で新潟県の魅力に日常的に触れることができる貴重な場となっている。 
 今回は、15日のフェア開幕式に新潟県知事が参加、黒龍江省側からも副省長や海外担当部門の代表等が出席し、テープカットによりフェアの成功を祝った。
  
  期間中は、常設の新潟県産品展示コーナーの拡大設置や、各種新潟県PRポスターの掲示を行ったほか 、新たに新潟県の観光PRビデオを上映するなど、来店者に対してさらに新潟を感覚的に捉えやすく、また具体的なイメージを抱いてもらえるような展示を行った。 
 さらに、これまで新潟から料理人を派遣し指導し、新潟メニューとして定着している料理を集めて「新潟料理」として差し込みメニュー化したほか、店外看板に「新潟拉麺」の文字を入れてもらうなど、さらに「新潟」の文字が来店者の目に入りやすいよう取り組んだ。
  また、新潟メニューを注文してくれた来店者には、新潟トランプや卓上カレンダー等のノベルティグッズが当たるくじ引きを用意し、帰宅後も新潟を思い出してもらえるような企画も実施した。 
  
 今回は、黒龍江省内のニュースサイト記者による取材もあり、独自の宣伝以外にも広くハルビン市民に知ってもらうことができた。 
 外国の都市との交流にはいろいろな形があるが、はやりまず分かりやすいのは食を通じた交流だろう。おいしい料理を食べれば、必ず印象は良くなる。料理をきっかけに話題も増えるし、本場の料理を食べに現地に旅行に行きたいと思ってくれるかもしれない。料理で新潟の名前を覚えてもらえれば、新潟に関する情報に対しても敏感に反応してくれるようにもなるだろう。まずは食を通じた交流をきっかけに、ハルビン市や黒龍江省内、そして中国国内へ新潟のファンを増やしていきたい。(J)