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黒龍江ニュース

○「2018ハルビン寒地博覧会」開催

2018-01-31

    2018年1月5日から8日まで、ハルビン国際会展中心で「2018ハルビン寒地博覧会」が開催された。毎年ハルビン市人民政府が「ハルビン氷祭り」の開幕に合わせて開催している博覧会であり、今回は、「中国(ハルビン)航空宇宙3D印刷材料並びに応用調整技術博覧会」と同時開催とし、寒地都市の経済発展へ寄与することを目的としている。 
  新潟県内からは1979年にハルビン市と友好関係を結んだ新潟市が「国際友好都市区」に出展した。
(入場ゲート)
  会場は、航空宇宙3D印刷材料並びに応用調整技術展示区、寒地都市除雪設備技術等区、国際友好都市及び企業区、寒地緑色食品・冬季スポーツ用品・地域特産品区など、様々な区画に分かれていた。主催者発表によれば、参加企業等は1200社・団体、来場者は6000名であったとのこと。 
(会場内の様子)
  新潟ブースでは、新潟市の観光PRに加え、新潟県も観光パンフレットやポスターを展示し、来場者に新潟を知ってもらえるよう宣伝活動を行った。新潟ブースを訪れてくれた来場者の中には、新潟訪問経験がある方や、ハルビン市と新潟市が友好関係にあることを知っている方も多かった。また、県概要や観光情報の案内の他、県が取組を実施しているネットショップ新潟館(京東)の宣伝も行い、新潟が有する工芸品について興味と理解を持ってもらえるようアピールした。 
  全体的には物販スペースの集客が多く、食品販売ブース周辺は人混みがあった。試食や試飲も多く、やはり食品は分かりやすく来場者の興味を引くことができる。新潟ブースに新潟のお米や清酒は置いていないのかと尋ねられることもあり、一刻も早く中国の食品輸入制限が解除され、新潟の食の魅力を存分にPRできる日が来ることを願うばかりである。(Y)
 (新潟ブース)