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黒龍江ニュース

黒龍江大学で、2025新潟ふれあい交流会を開催

2025-05-14

   4月19日(土)、新潟県ハルビンビジネス連絡拠点は、国際交流基金“ハルビンふれあいの場”との共催で、新潟県のPR及び日本に興味のある学生同士の交流促進を目的とした「2025新潟ふれあい交流会」を黒龍江大学にて開催しました。 当日は黒龍江大学や東北林業大学の学生に加え、過去の県費留学生や新潟県での業務経験のある国際交流員、日本語教師など、合計約45名が参加しました。

    当イベントでは、県の現地職員として「新潟県講座」を開講し、新潟県の地理、歴史、観光地及び黒龍江省との友好関係などについてクイズを交えながら紹介しました。学生たちは県紹介パンフレットやインターネットを駆使しながら積極的にクイズに答え、正解者には日本ブランドのお菓子などの詰め合わせを贈りました。特に、新潟県PRキャラクター「トッキッキ」のシールが人気を博し、学生たちからは「かわいい!」といった感想の声が上がりました。 

   また、2000年から2002年まで新潟県国際課で交流員として働いた経験を持つ応爽氏からご講演いただき、新潟での色褪せない思い出を、写真を交えながらご紹介いただきました。学生たちは、新潟でのリアルな生活の様子や新潟の人々との交流、お祭りの風景などの話に興味津々の様子でした。

 

写真左:新潟県講座の様子

写真右:応爽氏(2000-2002年新潟県国際交流員)の講演

参加者同士の交流時間では、少人数グループに分かれ、過去の県費留学生や国際交流員から日本での思い出や経験を語っていただきました。大先輩を前に緊張気味であった学生たちも、先輩方のやさしさに次第に打ち解け、後半には積極的に会話に参加し交流していました。

   最後に、参加者たちに新潟県産米を使ったおにぎりを試食していただきました。おにぎりは、本県と長きにわたって交流のあるハルビン市内の日本料理店「鈴蘭」にご協力いただき準備しました。学生からは「おいしい!」という感想が上がり、余ったおにぎりをかけて追加のクイズ大会も実施し、2025新潟ふれあい交流会は大いに盛り上がって幕を閉じました。

閉会後のアンケートでは、「新潟県についてや、黒龍江省と友好関係があることを初めて知った」「新潟産米のおにぎりが美味しかった」「時間ができたら新潟県に行ってみたい」「交流員になりたい」「日本語の勉強をもっと頑張りたい」「日中友好について理解が深まった」など、新潟県に興味を抱いてくれた様子がうかがえました。

  新潟県ハルビンビジネス連絡拠点では、今後もこうしたイベントを通じてPR活動を実施し、本県と黒龍江省の友好関係を若い世代へ伝えていけるよう尽力して参ります。(S

 

写真左:集合写真 

写真右:グループごとに過去の県費留学生、国際交流員と交流する様子