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黒龍江ニュース

○「2016ハルビン寒地博覧会」開催

2016-01-26

    2016年1月5日から7日まで、ハルビン国際会展中心で「2016ハルビン寒地博覧会」が開催された。当博覧会はハルビン市人民政府等の主催ということもあり、新潟からは1979年にハルビン市と友好関係を結んだ新潟市が主体となって「国際友好都市エリア」に出展した。 
 会場は3つの区画に分けられており、除雪機械を中心とした重機展示スペース、各地の食品や物産などを販売する物販スペース、そして新潟を含む各国際友好都市をPRするスペースが開設された。主催者発表によれば、16の国・地域から800以上の企業・団体が参加し、1,200ほどのブースが設けられたとのこと。
         

 新潟ブースでは、新潟市の観光PRに加え、新潟県も観光パンフレットや新潟県産品を展示し、来場者により深く新潟を知ってもらえるよう宣伝活動を行った。 
     
 新潟ブースを訪れてくれた来場者の中には、新潟訪問経験がある方や、ハルビン市と新潟市、また黒龍江省と新潟県が友好関係にあることをご存知の方も多かった。我々の説明に対して熱心に耳を傾けてくれ、また自らの思いを滔々と語ってくれる方もいた。 
 また期間中、地元テレビ局等4社の取材があり、中には即日ニュースの中で取り上げてくれた社もあった。今回の参加によってさらに新潟の知名度が上がることを願いたい。 
 全体的に見ると、やはり物販スペースの集客が多く、食品販売ブース周辺は熱気に包まれていた。今回は、中国政府の「一帯一路」の政策を反映し、陸路のシルクロード経済圏沿線の国や地域が、各地の魅力的な産品を展示・販売しており、ハチミツや農畜産物が目立っていた。やはり食品は分かりやすく取っ付きやすい展示となるので、新潟も中国の食品輸入制限からいち早く抜け出し、その魅力を存分にPRできるようになることを期待したい。(J)