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黒龍江ニュース

○ハルビン太平国際空港 国内線発着ターミナル(T2)が運用開始

2018-05-14

    ハルビンにはハルビン太平国際空港という空港が一つあり、その国内線発着ターミナルが4月30日にリニューアルオープンした。ハルビン空港は1979年に開港し、国内線と国際線がそれぞれ別棟となっている。2017年の旅客出入数は1881万人(前年比15.6%増)、輸送機離着陸数は13.6万回(前年比12%増)であり、中国東北地区で最も忙しい三大空港のうちの一つとされている。こうした状況から輸送能力拡大と利便性向上を図るため、国内線と国際線を統合した新たなターミナルビルへの移設建設が進められていた。4月30日からの運用開始は国内線のみであるが、国際線の方も今後の運用開始に向けて整備が進められているところである。
    ちなみに、ハルビンからは国内線で北京や上海などの大都市及びその周辺都市はもちろん、中国全土の地方都市と繋がっている。また、国際線はロシアとの接続が最も多く、その他、日本(新潟・成田・大阪)や韓国、タイなどが定期就航しており、中国における重要な国際空港として認められ、多くの利用者がハルビンを経由して各地へと旅行やビジネスに訪れている。新ターミナルの運用開始を契機とし、今後、ハルビンと新潟間の往来も益々盛んになることを期待する。(Y) 

(新ターミナル全景)
 
(出発ロビー)                                                  (到着ロビー)